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YAM Yokoito Additive Manufacturing
Yokoito Additive Manufacturing

DyeMansion社とパートナーシップを締結、樹脂3Dプリント後処理システムの国内販売を開始

更新日:2023年2月14日

デジタルファブリケーション技術を通じて「全てのアイディアをカタチにできる社会」を目指す活動をおこなってきた株式会社YOKOITO(本社:京都府京都市下京区、代表取締役:中島 佑太郎、以下YOKOITO)のAM関連事業部門であるYokoito Additive Manufacturing(以下YAM)は、樹脂3Dプリント後処理技術のリーディングカンパニーであるDyeMansion(本社:ドイツ ミュンヘン、CEO & CO-FOUNDER:Felix Ewald、以下 DyeMansion社)とセールスパートナー契約及びプロダクションパートナー契約を結びました。


これにより、DyeMansion社のパウダーベッドフュージョン(粉末床溶融結合法:粉末材料を焼結して積層する3Dプリンターの造形方式、以下PBF)用後処理システムの国内総代理店として販売を開始します。

また、弊社のYokoito Additive Manufacture Center内に同社設備を導入し、3Dプリンターを用いた最終製品生産の研究を加速させます。


製品の品質を重視する日本では、3Dプリンターで造形した部品の積層跡が一つの原因となり、Additive Manufacturing技術(※1 付加製造技術:以下AM技術)の普及が諸外国と比べて進んでいないことが目下の課題です。


同社のクリーニング・表面処理・染色の一連の技術からなる、”DyeMansion Print-to-Productワークフロー”では、PBF3Dプリンターで造形した部品の表面の粗さを最大限に抑え、射出成形品と同等の表面品質を実現します。

また同時に、気密性や耐摩耗性の向上など、物性そのものの機能向上までもを可能にします。



この度のパートナーシップ契約により、PBFでの3Dプリント品のクリーニング・表面処理・染色までの最終製品の品質を実現するDyeMansion社の後処理システムの提供が開始され、最終製品生産まで一気通貫で実現するAMエコシステムが日本で初めて完成されます。

本後処理システムにより3Dプリント品の品質向上から、日本においてAM技術を我々の日常に溶け込ませることができ、AM技術の普及が加速していくことが期待できます。



※1 Additve Manufacturing(AM)について

「Additive Manufacturing(AM)」とは、一般に3Dプリントと呼ばれている技術を指す名称であり、3DCAD等により作成された3Dデータを元に、素材を加算的、つまり積み重ねていくことで形状を作り出す製造技術です。

一般的な製造技術である「除去加工」(素材から形状を削り出す加工法)や「塑性加工」(素材を型などを用いて変形させる加工法)などと比較して加工の自由度が高く、これまでは技術上の制約で実現の難しかった形状も製造することが可能となりました。

近年では試作技術としてのみならず、製造技術としての活用が広まっており、今後主要な製造技術の一つとなることが予想されています。



■DyeMansion社テクノロジー一覧

【Powershot C】クリーニングシステム


PBF3Dプリント品の自動ブラスト処理をわずか10分で可能にします。

中規模から大規模に3Dプリント品を造形する環境において、造形品の粉落とし作業に必要な時間と生産の人員を大幅に削減でき、生産性と品質安定性が劇的に向上します。



【Powershot S】表面処理システム


独自のポリショットサーフェイシング(PSS)技術により、PA 12やPA11などの硬質プラスチックの表面の凹凸を均等化し、より均一な表面品質を実現することにより、様々な形状の表面処理を可能にします。

バレル研磨のような時間のかかる研磨方法とは異なり、自動かつワンサイクル10分という短時間での表面処理を可能にし、3Dプリント品の品質向上を効率的に実現します。



【Powerfuse S】表面処理システム(蒸気研磨システム)


エコフレンドリーな溶剤を用いることにより安全に造形品の表面処理を行い、射出成形品と同等の表面品質を実現。同時に造形物の気密性や耐摩耗性など多くの性能を向上させます。

溶剤は自動的に回収されるため、化学廃棄物がなく持続可能性の

高い、環境に優しいシステムとなっています。



【DM60】染色システム


標準的なカラーデータベースから、オーダーメイドカラーまで使用が可能な染色システム。

パントーンなどのカラーチャートに基づいた170を超える色に加えて、企業のコンセプトカラーから季節のトレンドカラー、個々の肌の色まで様々な色調を作成することが可能です。




■今後の展望

YOKOITOでは、日本の樹脂AMの普及に向け一貫した取り組みを進めて参ります。

特に樹脂AM技術の普及の鍵となる、PBFに焦点を当て、最終製品として3Dプリント品を開発生産できる設計・造形・仕上が統合されたAMソリューションの開発と提供に注力してまいります。

AM設備の導入のみではなく、AM技術を用いた最終製品の開発〜初期量産フェーズにおけるDfAM(Design for Additive Manufacturing:付加製造を前提とした設計、以下DfAM)サービスや生産受託他、各種支援サービスを提供してまいります。


▲DyeMansion社 Chief Customer Officer、 Kai Witter氏とYOKOITO 代表取締役CEO 中島佑太郎氏によるサイニングセレモニー(Formnext 2022にて)



■DyeMansion社 Region Director APAC Jingyi Yuan-Steiner氏のコメント

私たちDyeMansionは、グローバルパートナープラットフォームの新しいメンバーとしてYOKOITOを迎えることができ、大変嬉しく思います。


日本のAdditive Manufacturing市場は成長しており、少量生産と大量生産の両方で樹脂3Dプリントの産業利用が増加すると考えています。


今後は、YOKOITOと協力して、AMバリューチェーン全体のためにエンドツーエンドの後処理ソリューションで、日本のお客様をより適切にサポートしていきます。



■株式会社YOKOITO 代表取締役CEO 中島佑太郎氏のコメント

パウダーベッドフュージョンのポストプロセスにおける、唯一の完結したソリューションプロバイダーであるDyeMansion社を、弊社の樹脂AMポートフォリオに加えることができてとても嬉しく思います。


このパートナーシップは、国内の樹脂AM市場において非常に重要な瞬間であると確信しています。なぜなら、諸外国にくらべて製品の品質を大切にする傾向にあるため、長年、3Dプリント特有の積層跡は3Dプリント技術の広範な普及の妨げになってきました。同社のテクノロジーはその問題を解決する革新的技術であり、同社の技術が日本に上陸することにより、樹脂3Dプリントの製造技術としての活用が急速に進む契機となると考えています。


今後我々は、強みとするDfAMノウハウと多数の3Dプリンターの運用経験、パートナーシップを結ぶ3Dプリンターメーカーのマシン及びこのポストプロセステクノロジーを統合されたひとつのソリューションとして、日本のあらゆる業界に対して提供することで、樹脂AMによる生産普及を後押ししていきます。



■会社概要

<DyeMansion>

DyeMansion社は、3Dプリントされたばかりの未加工の部品を高付加価値製品に変換する、樹脂3Dプリント後処理技術の世界的なリーディングカンパニーです。


ドイツはミュンヘンを拠点とする同社は、2015年にパウダーベッドフュージョン(PBF)向けの工業用染色ソリューションから始まり、より幅広い樹脂3Dプリント技術向けの高度なクリーニング及び表面処理ソリューションで事業を拡大してきました。


彼らが提供する、3Dプリンティング部品の後処理技術はAM技術を我々の日常に溶け込ませるに必要な技術であり、現在すでにBMW、SAMSUNG、DAIMLERやUNDER ARMORのようなグローバル企業を含む世界600社以上の顧客が、同システムを使用しています。


DyeMansion公式Webサイト:



<株式会社YOKOITO>

DF(Digital Fabrication)技術を通じて、「全てのアイディアをカタチにできる社会を目指す」をミッションに2014年に創業。歯科向け及び一般向け3Dプリンターの販売事業からはじまり、研究開発分野である「新工芸舎」の立ち上げ、そして2021年10月にはAM技術の研究と普及を目指すブランド「Yokoito Additive Manufacturing」を立ち上げる。


また同年、AM技術の研究・普及、3Dプリントサービス施設として「Yokoito Additive Manufacturing Center」を京都市内にオープン。

AM技術を背景にした生産プロセスの改革により、日本のモノづくりを発展させる事業を展開中。現在、自動車・家電・コンシューマー製品等の大手メーカー・サプライヤーや全国の主要大学・研究機関をはじめとする1200以上の顧客へAM技術に関するソリューションおよびサービスを提供している。


2022年11月よりDfAMからポストプロセスを含めたAMエコシステムの提供を開始。


【YAMが提供するサービス】

・3DプリンターなどのAM関連装置導入・導入後の支援

・DfAMコンサルティング

・3Dスキャニングおよび3Dデータ作成・編集

・AM量産支援/3Dプリントサービス

・AMに関連する各種講習・教育の実施

などAMに関わるトータル支援


代表者:代表取締役 中島 佑太郎

所在地:〒600-8357 京都府京都市下京区柿本町588-22

設立:2014年3月

事業内容:Additive Manufacturingにおける、ソリューション開発事業/ツールソリューション事業/研究開発事業

資本金:800万円

Yokoito Additive Manufacturing SLS:https://www.yam-sls-3dprinter.com/




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本件に関するお問い合わせ先

株式会社YOKOITO

広報担当:菊池

電話番号:075-354-6424

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