【出張授業】見て 聞いて 触る 3Dプリンター技術|京都精華大学

はじめに
YAM(Yokoito Additve Manufactuaring)は、「すべてのアイデアを形にする社会を目指す」企業理念のもと、社内に蓄積した知見をサービスとして提供するほか、その成果を国内でのAM普及に役立てています。
技術投入のリアルな体験を基にした研究を進め、未来のAMユーザーになりうる人々へ技術の基礎から応用まで、実践的な情報を共有・発信することで、AM技術の普及を推進しています。
こうした取り組みの一つとして、京都精華大学 学生のみなさんへ生産技術のAMにまつわる出張授業を実施しました。本記事では、その授業内容についてご紹介します。
出張授業にいってきました

11月11日、YAMは京都精華大学 デザイン学部 ビジュアルデザイン学科 竹内先生の授業で出張授業として、直接学生の方々に3Dプリンターに関する説明や解説をする貴重な機会をいただきました。
今回の授業ではAM(Additive Manufacturing:付加製造)とは何か、3Dプリンターの特徴についてお話ししながら、AM製造の現場でもあるYAM Centerについても紹介しました。
触れてわかる、造形方式ごとの違い
大学で初めて3Dプリンターを触る学生が多く、すでに実習で経験したFFF方式やSLA造形方式以外にも、3Dプリンターには様々な造形方式があるということをお話しました。各造形方式で作られるものを、学生の方に直接触ってもらいその違いを体験してもらいました。

造形方式によって、使える材料から、3Dプリント品の後処理工程や表面加工が大きく変わります。
着色の方法も塗装が向いているものから、染色が向いているものまで多岐に渡ることを紹介。
粉末造形方式のプリント品は、粉状の材料から造形するため独特な手触り、造形の自由さがおもしろいと、学生の方々が新鮮そうに手に取っていたのが印象的です。

AM・3Dプリンターを現場から紹介
授業の後半では、様々な種類の3Dプリンターが実際にどのように使われているか、後処理にはどのような設備がいるかなど、AM製造工場としてのYAM Centerを動画で紹介。

YAM Centerには、主に以下の4種類の3Dプリンターがあります。
- SLA造形方式:光硬化性の液体樹脂を固めて造形
- FFF造形方式:フィラメント状の樹脂を溶解して造形
- SLS造形方式:粉末状の樹脂をUVレーザーで焼結して造形
- MJF造形方式:粉末状の樹脂を熱で溶かして造形
これら本体や後処理装置の大きさ、稼働時の音、そして現場の作業の様子といった、資料だけでは伝わりにくい情報やCenterの雰囲気も感じていただけるよう、お伝えしました。
おわりに
YAM Centerは、ただ3Dプリンターの最新設備が備わった場所ではなく、様々な側面を持つ空間です。実際に3Dプリントをする場所、アイデアを形にするために一緒に考える場所、多くの人にAMの可能性を知っていただく場所でもあります。

授業では現地を見ていただくことが難しかったため、YAM Centerから大学へ出張授業という形で伺いました。自分たちが直接出向いて学生の皆さんと話す中で、3Dプリンターに関する率直な疑問や新鮮な視点に、私たち自身も多くの気づきをもらえました。
今回の出張授業を通して、AM技術への興味をより深めるきっかけになれば嬉しいです。
YAM Centerについて
YAM Centerは、AMや3Dプリンターに関するご相談、見学を随時受け付けています。
「AMについて知りたい」「どんな装置があるかみてみたい」、AMに関することであればいつでもお気軽にお越しください。
YAMが提供しているプロダクションサービスでは、実際にYAM Centerを訪れ、3DプリンターユーザーでもあるYAMスタッフと直接打ち合わせいただけます。
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また月に一度「YAM Showcase」というイベントも開催しています。
YAMがどのような取り組みを行っているか、3Dプリンターを利用するのにどのような環境が最適かを実際に見て、知っていただける機会です。